スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「電王戦タッグマッチ」感想

ニコニコ生放送で、電王戦タッグマッチを視聴しました。

電王戦タッグマッチ公式サイト

少し寝坊したので第一局は後半からでしたし、食事の準備や家事などもありベッタリ見ていたわけではありませんが、予想に違わぬエキサイティングな対局で、大いに楽しませてもらいました。

応援していた船江恒平五段+ツツカナのコンビは惜しくも初戦で負けてしまったので、「じゃあどこを応援するかな…」と迷っていたら、先の第2回電王戦で現役プロ棋士として初めてコンピューターに負け、大きな屈辱を味わった佐藤慎一四段が、ponanzaと絶妙のチームワークで快進撃してるではないですか!
もしこのコンビが優勝するようなことになったら面白いなあ…と、いつしか肩入れして見ていました。

決勝は強敵、三浦弘行九段+GPS将棋との対戦です。
普通に考えたら三浦タッグの勝ちに決まってるのですが(局後のインタビューでも、三浦九段は「勝つはずと思っていた」と話していました)、佐藤タッグ側は互角からやや劣勢になりながらも、大差をつけられることなく粘り強く着いて行きいつのまにか逆転、双方持ち時間を使い切って30秒将棋になってからも、ひるむことのない指し回しでついに勝ち切ってしまいました。

「運が良かった」と佐藤四段は言っていましたが、ソフトの指し手を参考にしつつも随所で「自分差し」した手が好手だったようで、電王戦で負けた悔しさが彼をここまで強くしたのではないかと思わせる、立派な勝利でした。
このタッグは、トーナメントの組み合わせで3回勝たないと優勝できない不利な条件だったことを考慮すると、体力・集中力も含めて文句なしの戦いぶりだったと言えるでしょう。

人間同士の将棋では考えつかないか、又は考えても(失敗や他者の目が)怖くて差せないような意外な手も飛び出し、解説の森内俊之名人が思わず唸るシーンも何度かありました。
コンピューターと人間が「対決」するのとはまた違った面白さがあるので、このような企画、ぜひまたやってほしいですね。
できれば持ち時間をもう少し長くして、「切れ負け」は無し、持ち時間を使い切ったら(30秒でなく)1分将棋、1日に全局詰め込まずに決勝は翌日…くらいがいいと思います。
今回の方式では少しせわしなく、ニコ生の楽しみ?である「次の一手は何だと思いますか」などの視聴者アンケートを取る暇もありませんでした。

また番組の演出で少々残念だったのが、ソフト作者さんの扱いの軽さです。
対局後の感想戦やインタビューなどで、もう少しクローズアップしても良かったのでは?
電王戦シリーズは将棋ソフト無しには成立しないのですから…。
スポンサーサイト

テーマ : ソフトウェア
ジャンル : コンピュータ

第3回将棋電王戦とプレイベント

どうなるのかな…と気を揉んでいた第3回電王戦の開催概要が、8月21日に発表されました!

ニコニコ生放送 第3回将棋電王戦公式サイト

コンピューター将棋協会blog

第2回同様、現役プロ棋士とコンピューター5ソフトが対決する団体戦方式ですが、使用するハードウェアに制限があることや、本番と同じソフト&ハードで事前に練習対局する機会がプロ棋士側に与えられるなど、やや人間サイドに有利なルールとなっています。

またコンピューター側は、この電王戦のための予選を勝ち抜いたソフトが出場することになっており、参加ソフトの公募も始まりました。
これは第2回以上に、世間の注目を集めることでしょう…面白くなってきましたね。

さっそくこの第3回電王戦のプレイベントとして、来る8月31日(土)に、第二回出場の棋士とソフトがタッグを組んでトーナメントを戦う電王戦タッグマッチが行われます。

電王戦タッグマッチのサイト

棋士達が数カ月前に死力を尽くして戦い、そして多くは涙をのんだ対戦相手のソフトと、今度は同士としてタッグを組むのです。
誰ですか、こんな面白い企画を考えたのは!(爆)
棋士は傍らのソフトが示した「最善手」参考にしつつ、自分の判断も加味して指し手を決める…ということなので、相当レベルの高い戦いになると予想されます。

単純に考えると「三浦九段+GPS将棋」のタッグが最強に思えますが、持ち時間の短い一発勝負では何が起こるか分かりませんね。
私は将棋中継を初めて真面目に見て最高に面白かった、「船江五段+ツツカナ」タッグを応援するつもりです。
ツツカナ開発者の一丸さん(ハシビロコウのように「動かない」と話題になった)も、可愛らしくて?ファンですし。
またニコニコ生放送でコメントを楽しみながら視聴したいと思います。
8月最後の土曜日、今から楽しみです!

テーマ : コンピュータ
ジャンル : コンピュータ

tag : 将棋 コンピューター 電王戦 ニコニコ生放送

電王戦のまとめ本~「第2回電王戦のすべて」

当ブログでも何度か記事にしました、コンピューターとプロ棋士の五局対決団体戦、第2回電王戦のまとめ本が出ています。

第2回 電王戦のすべて 発行:日本将棋連盟 販売:マイナビ

第1&2局は見損ね、第3&4局は途中からの観戦だった私も、さっそく買って読んでみました。
小ぶりのソフトカバーですが三段組の本文、写真や棋譜などの図版も多く、盛り沢山の内容です。

メインはプロ棋士側の自戦記で、電王戦への出場が決まったいきさつ、対コンピュータ戦に向けての勉強や対策、対局中の形勢判断など、当事者ならではのリアルな描写で、読み応えがありました。
人間側で唯一勝利した阿部光瑠四段は、怖いものなしの若さで勢い勝ちだったのかな?と勝手に推測していましたがとんでもない、対戦相手のソフトを徹底的に研究した上での作戦勝ちだったのですね。
もちろん他の棋士も「作戦」はあったのですが、それが見事にハマったのが阿部四段だけだったようです。

人間側の自戦記が対局に即した内容で面白いのに対し、コンピュター側は編集サイドが用意した50の定形質問に答えているだけで、少し物足りませんでした。
(しかも第4局のI氏は回答がないですし←何らかの事情で取材を断ったのでしょうか?)
具体的にこの局面ではどう思ったか、どのへんで勝利(または負け)を確信したかなど、ニコ生の画面では見れなかった心の内を知りたかったです。

いくら指し手を考えるのがコンピューターでも、プログラムの作者にしてみれば自分の子供のようなもの、落ち着いた表情でモニタの前に座っていても、内心は色々思っていたはずですから。
対局後インタビューの記録も載っていますが、こちらも人間側優先でちょっと物足りない。
コンピューター側の「自戦記」も読みたかったですね。
第2回電王戦のサイトでも見れる「観戦記」は、今さら本に載せなくても良かったので、そのスペースをもう少しコンピューター側の記事に割いて欲しかったところです。

さて第3回電王戦はどうなるのでしょうか、まだ具体的な報道はないようです。
やる気満々のコンピューター側を、将棋連盟がどう「受けるか」、今後のニュースを楽しみに待ちたいと思います。
まさか電王戦はもう「無し」ってことはないでしょうし…(ですよね?)

tag : 将棋 コンピューター 電王戦

★ カテゴリー ★
全ての記事

全ての記事を表示する

最新のコメント
お役立ちサイト
訪問者数
★ 最新の記事 ★
スポンサードリンク
サイト内検索
管理人のWebサイト
★ランキング参加中★

RSSフィード
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。